遺産分割協議書のサンプル文例雛形 


遺産分割協議書

被相続人 甲野太郎
生年月日 昭和○年○月○日
本  籍 埼玉県東松山市○町○丁目○番地

 平成○年○月○日上記被相続人甲野太郎の死亡により開始した相続における共同相続人全員は、民法908条に基づく遺言による分割の指定及び禁止のないことを確認したうえで、被相続人の遺産を協議により下記のとおり分割する。

1. 次の貯金は甲野花子が相続する。

ゆうちょ銀行 通常貯金    記号 ○○  番号 ○○○○○○
ゆうちょ銀行 定期・定額貯金 記号 ○○  番号 ○○○○○○

独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構
       定期・定額貯金 記号 ○○  番号 ○○○○○○


2. 相続人全員は、本協議書に記載する以外の遺産を、甲野花子が取得することに同意した。


上記のとおりの協議が成立したので、この協議の成立を証明するために相続人ごとに本協議書を作成する。

平成○○年○○月○○日

埼玉県東松山市○町○丁目○番○号
甲野花子  (実印)

埼玉県東松山市○町○丁目○番○号
甲野次郎  (実印)

埼玉県東松山市○町○丁目○番○号
甲野三郎  (実印)


文例書式のダウンロード

遺産分割協議書 ゆうちょ銀行の貯金(Wordファイル)


遺産分割協議書の書き方

遺産分割協議書の書き方の注意点については遺産分割協議書の書き方のページをご覧ください。


遺産分割協議書の解説

第1項で、ゆうちょ銀行の貯金について記載しています。

貯金種別と記号・番号で特定しております。

残高は記載しなくて問題ありません。


なお、民営化前に預入された定期性の郵便貯金については、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構が承継しております。

同法人は2019年4月1日より、「独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」に名称が変わっていますので、民営化前に預入された定期性の郵便貯金については、遺産分割協議書にも「独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」と記載します。


「ゆうちょ銀行」と「独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」のどちらかが貯金を取り扱っているのか分からない場合は、次のような遺産分割協議書の書き方も考えられます。

「ゆうちょ銀行」と「独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」のどちらかが扱っている貯金その他一切の権利を相続するという文言です。


1. 次の金融機関等との間で被相続人名義の預託契約等を締結している預貯金、預け金、出資金その他の預託財産の全て及びこれに関する未収配当金その他の一切の権利は、甲野花子が相続する。

  • ゆうちょ銀行
  • 独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構

  


遺産分割協議書 ゆうちょ銀行パターン2(Wordファイル)


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