電話

成年後見人になっている人の固定電話の契約を解約しようとしたときの話です。

今後、自宅不動産に戻る予定がないので、固定電話を解約しようとしました。

NTT東日本の電話の休止・解約のホームページから解約手続きの入力をしていきました。

成年後見人なので、備考欄に「○○さんの成年後見人になった柴崎です。今後、同氏の財産管理は私が行います」と記載しておきました。

後日、NTT東日本から電話がかかってきて、成年後見の登記事項証明書をFAXするように言われました。

そして、「契約者の名前が違うから、名前を言ってください」と要求されました。

しかし、ご本人は身寄りがなく、本人に聞いても覚えてませんし、私にそんなことを聞かれても分かりません。

それで、「契約者は知らない。本人は判断能力がないから聞いても分からない。」と答えました。

NTT東日本の担当者が「契約者が分からないと解約は…」というので、「○○さんが契約者でないのなら、○○さんに料金を請求するのを止めてください」と答えました。

NTT東日本の担当者は上司に相談すると言い、電話が保留となりました。

しばらくして、NTT東日本の担当者が戻ってきて、「同意書を送るので記入して送り返してください」と言われました。


後日、同意書が送られてきまして、次のような内容でした。

同意書

東日本電信電話株式会社 殿


現在の契約電話番号(   )  局   番の契約解除又は休止の申請に際し、万が一、契約者と申請者間にてトラブル等が生じた際は当事者間で解決することとし、東日本電信電話株式会社には一切の責任を問わないことを同意する。

記入年月日  平成  年  月  日

申請者名

申請者住所

申請者連絡先電話番号


この同意書を記入して返送しまして、電話の解約はできたようです。


成年後見の申立