贈与契約書のひな形・文例書式

土地と建物の贈与契約書の記載例です。


贈与契約書

贈与者〇〇(以下「甲」という)と受贈者〇〇(以下「乙」という)は、本日、以下の通り贈与契約を締結した。

第1条 甲は、その所有する下記不動産(以下「本件不動産」という)を乙に贈与し、乙はこれを受諾した。

所  在  東松山市○町○丁目
地  番  ○番○
地  目  宅  地
地  積  ○○・○○㎡

所  在  東松山市○町○丁目 ○番地○
家屋番号  ○番○
種  類  居  宅
構  造  木造スレート葺2階建
床面積   1階 ○○・○○㎡
      2階 ○○・○○㎡

第2条 甲は、乙に対し、平成〇〇年〇〇月〇〇日までに、本件不動産を引渡し、かつその所有権移転登記手続を行う。なお、所有権移転登記手続に必要な一切の費用は乙の負担とする。

第3条 本件不動産の公租公課については、所有権移転登記完了の日を基準として、登記の日までに相応する分は甲、その翌日以降に相応する分は乙の負担とする。

上記の通り契約が成立したので、これを証するため、本契約書2通を作成し、甲乙各1通を保有するものとする。

平成  年  月  日

        埼玉県東松山市元宿○丁目○番地○
贈与者(甲)    坂戸太郎 (印)

        埼玉県熊谷市宮町○丁目○番地○
受贈者(乙)    川越一郎 (印)



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贈与契約書(Wordファイル)


不動産の贈与契約書の収入印紙

不動産の贈与契約書には収入印紙200円を貼ります。
国税庁ホームページ参照)

ちなみに、金銭の贈与契約書の場合は、不動産の贈与に当たらないので収入印紙は不要です。


不動産贈与登記

不増産贈与契約をしたら、贈与登記をしましょう。

なお、贈与税のことを考えずに贈与登記をしてしまうと、あとで税務署から贈与税を支払うように言われると思われます。

贈与登記をする際は、専門家に相談したほうが安全です。

当事務所では必要に応じて税理士を紹介しております。

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