司法書士向けの研修会などの講師を務めた際にお薦めしている書籍を紹介します。

基本的な書籍

家族信託を初めて学ぶ方向けに、基本的なことから記述している書籍を紹介します。

相談者にどの様に説明したら分かりやすいかを研究するために色々な人の書籍を参考にしても良いかと思われます。

相続・認知症で困らない 家族信託まるわかり読本

家族信託の教科書 第2版

相続・事業承継・認知症対策のための いちばんわかりやすい家族信託のはなし

家族信託活用マニュアル

空き家にさせない!「実家信託」


Q&A 「家族信託」の活用 これで親子の相続・介護トラブルを防ごう!

当事務所の出版した書籍。
一般のご家族にわかりやすいようにQ&A形式で家族信託を解説しております。
また、最終章を中心に家族信託の実務上の落とし穴も解説しており、専門家にも参考にして頂けます。


契約書の文例掲載

契約書の記載方法についても色々な人の本を参考にした方が良いかと思います。
遠藤先生の書籍は有名です。

「信託法からみた民事信託の実務と信託契約書例」は、契約書の書き方に統一感があります。
分かりやすい契約書を作るためには参考にすべきと考えております。

新しい家族信託―遺言相続、後見に代替する信託の実際の活用法と文例

家族信託契約―遺言相続、後見に代替する信託の実務―

信託法からみた民事信託の実務と信託契約書例

事業承継・相続対策に役立つ 家族信託の活用事例

有効活用事例にみる民事信託の実務指針


信託の事務処理

信託の組成時のことを書いてある本は多いのですが、組成後の運用について書いてある本は少数です。

しかし、運用の部分のイメージをもてないと、組成時に適切なアドバイスができないでしょう。

民事信託 受託者の実務

民事信託の実務と書式―信託準備から信託終了までの受託者支援


信託登記

登記をする際に、信託目録を司法書士が作成するのですが、この書き方を解説した本はほとんどありません。

「信託目録の理論と実務」は信託目録を作成するうえで目を通しておくべきと考えております。

信託登記の実務

わかりやすい信託登記の手続

信託目録の理論と実務―作成基準と受益者変更登記の要点


税務

信託の税務についても把握しておかないと、とんでもないミスをおかすことになりかねません。

「信託税務の落とし穴」は読んでおいた方が良いかと思われます。

そこが知りたかった! 民事信託Q&A100

司法書士・行政書士・弁護士が陥りやすい信託税務の落とし穴

信託を活用した新しい相続・贈与のすすめ―Q&Aと図解

その他

立法担当者の書いた「逐条解説 新しい信託法 補訂版」は、絶版となっており古本で3~5万円で取引されている様です。

しかし、家族信託に取り組もうという実務家は購入しておいた方が良いのではないかと思っております。

「条解信託法」も条文の解釈に疑義が生じたときに辞書的に活用できます。

逐条解説 新しい信託法

条解信託法


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