税理士宮田房枝先生の著書。
民事信託を組んだときや、受益者などに変更があったとき、また、定期的に税務署に提出する書類があります。
弁護士・司法書士などの書いた本だと、この説明が載ってないことが大半ですが、「民事信託Q&A100」には載っていたので買いました。
どんなときに税務署に書類を提出しなければならないかが、フローチャートで書いてあって分かりやすいです。
その他、民事信託の課税関係についても項目ごとに分かれて書いてあるので、理解しやすいです。
上記の税金関係の他、信託の分かりにくい用語、例えば「信託財産責任負担債務」などについても分かりやすく解説しています。
ポイントを絞って書いているので、学者が書いた本より分かりやすいのだと思います。