後見制度支援信託 親族が後見人に選ばれても、財産が多い場合は「後見制度支援信託」という制度を裁判所が勧めてくる可能性があります。 埼玉の目安としては預貯金などの流動資産が1200万円以上ある場合でしょうか。 東京の場合は・・・
「コラム」の記事一覧(3 / 4ページ目)
誰を後見人の候補者にする?
後見人候補者 後見を申し立てる際に、後見人の候補者を記載しておけます。 この後見人候補者は、ご家族でも構いません。 ご家族・ご親族を後見人候補者にしておけます。 ただ、家庭裁判所は、ご本人の状況、候補者の状況、利害関係、・・・
悪徳商法被害を防ぎたいとき
取消権 ご本人が悪質な訪問販売等で高額な商品を買ってしまったり、リフォーム詐欺にあった場合などに成年後見人がついていれば、その行為を取り消すことができます。 この様に、判断能力が低下して、詐欺や訪問販売等に騙されるおそれ・・・
遺産分割協議をしたいとき
遺産分割協議 相続手続が必要なときも成年後見を申し立てる動機としてあがっていました。 例えば、夫が亡くなったときに、その相続人が妻と子どもだったとします。 妻がすでに認知症で判断能力がなかったとすると、遺産分割協議ができ・・・
不動産の売却をしたいとき
判断能力低下後の不動産の売却 認知症などで判断能力が低下すると、不動産を売ることもできなくなります。 例えば、親御さんが「認知症になったら自宅不動産を売って、そのお金で施設に入れてほしい」と言っていたとします。 そして、・・・
成年後見 申し立ての動機をみる
成年後見を申し立てる動機を裁判所の統計からみてみます。 一番多いのは、預貯金の管理・解約となっています。 やはり判断能力が低下して預貯金が下ろせなくなって困ってしまうというケースが多いのでしょう。 次に多いのが、施設入所・・・
どの類型で申し立てるかは医師の診断書による
医師の診断書 医師の診断書ひな形(さいたま家裁 PDF) 法定後見には、後見、保佐、補助の3つの類型がありました。 家庭裁判所に申し立てをするときに、どの類型で申し立てるかは医師の診断書によります。 「自己の財産を管理・・・・